運営者の紹介

この記事は約2分で読めます。

はじめまして。私はひきこもり経験者であり、現在は「ひきこもり支援団体」を運営しています。設立した理由は、自身の体験を生かして、ひきこもりに悩む方々の力になりたいと考えたからです。

また、当事者が自助グループを主催することで、「怒られそう」「理解してもらえない」「無理やり就労させられそう」といった不安を少なくしたいと考えています。

ひきこもりに苦しむ方へ

あなたはひとりじゃありません。ひきこもったことは恥かしいことでもおかしなことでもありません。辛い世界から避難しただけだと知っています。一緒に幸せに生きる方法を考えませんか?

ひきこもりをご家族に持つ方へ

私は妻と同居していました。そこで毎日途方に暮れる妻の姿を見てきました。ご家族の方々は、出口の見えないトンネルを歩いているようなお気持ちかと察します。ひきこもりの対処法に特効薬はありません。時間がかかります。そのため、家族が疲れ果ててしまわないことが大切です。

人には言えない気持ちを理解してくれる人にだけ吐き出してください。私の妻は、周囲の人に相談するようになって表情が明るく変わっていきました。すると私の気持ちも軽くなりました。ご家族自身が健やかに過ごすことで解決の糸口につながると考えています。

ひきこもり支援の方々へ

ひきこもり当事者は自身のことを語りたがりません。それには「恥ずかしい」「理解してもらえるはずがない」という思いがあるからです。そのため当事者が「支援ニーズ」を語ることはほとんどないと思います。私自身もひきこもり期間は、「どんな支援をして欲しいか」と聞かれても答えられなかったと思います。また、「私の人生は好転するはずがない」と諦めていたこともあります。生きる気力が喪失してしまっているのです。

結果として、「データや仮説に基づく支援」が行われているように感じます。私の体験談でよければ当時の状況や心理などを提供させてください。それにより「当事者ニーズ」が広がり、ひきこもり支援の一助となれば幸いです。

最後に

ひきこもりは決して一人で抱え込む必要はありません。私たちと一緒に、新しい未来を切り開いていきましょう。