ひきこもり予防活動

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皆さん、こんにちは。Nienteは先月から「ひきこもり予防活動」にも力を入れています。私たちの大切な使命は、ひきこもりの方々に居場所を提供することです。しかし、ひきこもりを未然に防ぐことも大切な活動ととらえています。

現在、日本では140万人以上の人々がひきこもりとなっていると言われています。その原因は様々で、学校や職場での人間関係の問題、社会のプレッシャーや、自身の興味や能力が見つけられないこと等が挙げられます。Nienteは一人でも多くの人々がひきこもりにならない社会を目指しており、そのためにひきこもり予防活動を行っています。

自分の強みと興味を見つけることが、ひきこもり予防の一歩

Nienteは、フリースクールで子供たちに自分の強みや興味を探求する機会を提供しています。フリースクールとは、理由があって学校に通えなくなった子供たちが通う場所です。これはひきこもり予防活動の一環であり、とても重要なことだと考えています。

なぜなら、自分の強みや興味を知ることは、自分自身を理解し、自己肯定感を高めるための第一歩だからです。特に、長期的なひきこもり状態になる前に、自分の強みや好きなことを見つけることができれば、自己評価を上げることができ、孤立感を和らげることができます。

フリースクールでの活動を通じて、子供たちは料理に興味を持ったり、AIの授業で新しい知識を得る楽しさを知ったりします。これらの経験が子供たち自身の人生をより豊かで楽しいものにし、ひきこもり状態に陥るリスクを軽減する助けとなることを強く信じています。

「おかし作り」から見えた不登校の子供たち

私たちは、フリースクールで「おかし作り」の授業を行いました。今回はティラミス作りに挑戦しました。ティラミス作りは全て子供たちの手で行い、大人はあくまでサポート役に徹しました。なぜなら、大人がすべてを手配し終えてしまうと、子供たちの「挑戦の楽しさ」や「創造力」が失われてしまうからです。

子供たちがティラミスを作る過程で私が見たのは、最初は戸惑いながらも徐々に自分の得意な部分を見つけ、誇らしげにその役割を果たす子供たちの姿でした。例えば、卵を綺麗に割ることが得意な子供は「卵職人」と呼ばれ、彼の技術にはみんなが感心していました。フリースクールの子供たちは自分の得意なことで役割を見つけ、協力して美味しいティラミスを完成させることができたのです。

この体験から、私たちは不登校の子供たちが「できない子供」ではなく、ただ学校という環境が合わないだけであることを再確認しました。そして、彼らの中には、社会生活に必要な共感力や協調性が豊かに備わっていることに気付かされました。このような実体験を通じて、子供たちは自分の強みを見つけ、社会との接触を増やし、ひきこもりから遠ざかる一助となることを期待しています。

「純粋さと優しさ」不登校の子供たちの魅力と課題

フリースクールの子供たちは、人に対する深い配慮や、優しい心を持っています。子供たちが自然に出してくれる笑顔や、作業が遅れている友達を待ってあげたり、困っている人に手を差し伸べる姿を見て、その純粋さに何度も感動しました。

しかし、その一方で、彼らの優しさが学校生活で苦労を招くこともあると感じました。例えば、彼らの優しさは、一部の人々から見れば、弱さと見なされることがあります。それはイジメの対象になる可能性を秘めています。また、学校の競争的な環境においては、彼らの協力的で配慮深い性格は時として無視され、または理解されないことがあります。

しかし、私たちは、子供たちがその純粋さと優しさを持ち続けながら、自分らしく生きていくことを心から願っています。そのためには、彼ら自身が自分の価値を理解し、世の中に理解してもらうための手段を身につけることが重要です。Nienteは、子供たちが自分のペースで成長し、将来ひきこもりにならず、自分らしい生き方を選べるよう、全力でサポートします。

一人でも多くの子供たちがひきこもりにならない社会を

私たちNienteは、一人でも多くの子供たちが自分自身を理解し、自分の強みや興味を見つけ、社会から孤立することなく充実した人生を歩むことができる社会を目指しています。

ひきこもり予防活動はそのための重要な一環で、私の経験や団体のミッション、そしてフリースクール講師活動の取り組みを通じて、希望と可能性を伝えていきます。この活動が、子供たちだけでなく、家庭、学校、そして社会全体にとっての一助となることを願っています。