8月活動報告|家族会と居場所

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2025年8月16日(土)、Nienteでは「家族会」と「居場所」をそれぞれ開催しました。

今回はお盆期間中にも関わらず、これまでで最も多くの参加者を迎えることができました。

当日の様子や、印象的だった参加者の言葉、今後に活かせる気づきについて報告いたします。

家族会|“先回り”のメカニズムを考えるワークショップ

少人数だからこそできた丁寧な対話

今回の家族会では、参加者が2名と少人数だったこともあり、一人ひとりの状況に寄り添いながら丁寧な対話を重ねることができました。

テーマは、「なぜ先回りしてしまうのか」。

親御さん自身も“先回りが良くないこと”は理解している中で、それでもやめられない心の働きや不安の背景を、一緒に整理する時間となりました。

実践につながる2時間に

後半は、明日からできる具体的な関わり方を各家庭ごとに考えるワークへ。

「自身を責める」のではなく、「受け止める」ことの大切さをあらためて確認し合い、参加者からは「気づきが多かった」「安心して話せた」との声が聞かれました。

居場所|“家カフェ”イベント

過去最多の参加者に

8月の居場所には、女子会メンバー4名に加え、男性が5名参加されました。

お盆や年末年始など、家族が集まる時期は、当事者にとって「自宅が居場所でなくなる」こともあるのかもしれません。

男子会と女子会、それぞれの特徴

  • 女子会:共感ベースの会話が中心。給食やスーパーの話など、日常的な話題で自然に盛り上がる。
  • 男子会:生活改善や就労の話など、事実や目的に基づく会話が多く、対話の雰囲気が大きく異なる。

男女で価値観や脳の構造に違いがあることが、会話内容や空気感に影響している可能性もあり、今後の運営に活かせる視点となりました。

“おうちスタバ”で季節感を演出

今回は、参加者のリクエストから、スターバックス風のフラペチーノを再現した“家カフェ”イベントを実施しました。

  • 好きな味やトッピングを選んで自分で仕上げる
  • 五感で楽しむドリンク体験
  • 「かわいい!」「おいしい!」と笑顔が広がる時間に

季節感を感じながら、楽しくリラックスできる非日常の体験が、心の解放にもつながったようです。

ファシリテーションの工夫

  • 家族会では少人数開催の強みを生かし個別対応を基本に
  • 支援者の助言よりも、参加者同士の共感を引き出す設計
  • 話しやすさを第一に、“しゃべらなくてもいい”雰囲気づくりを意識

次回予告|親子ブランチ会を開催します

次回は、親子参加型の「ブランチ会」を開催予定です。

一緒に作って食べる体験を通じて、自然なコミュニケーションのきっかけになるような居場所を目指しています。

どうぞお気軽にご参加ください。

おわりに

今回の家族会・居場所ともに、安心して過ごせる“場”の重要性をあらためて感じる機会となりました。

特に季節的なイベントや家庭内の環境変化によって、居場所を求める人は増えています。

今後もNienteでは、「家族と本人、両方を支える支援」を挑戦と修正を重ねながら続けてまいります。